鳩村衣杏&山田ユギ(二見書房シャレード文庫)
先日、鳩村作品初読みだった彼の背に甘い爪痕を残しの感想をアップした後、たくさんの方がオススメの鳩村作品を教えて下さり嬉しく思います。拍手メッセージやメール、アンケートの片隅になど・・・予想外に多くの方が助けてくれたので私も購入に迷いがなく更に楽しめる本を購入する事が出来ました。ありがとうございます!bk1で新刊を注文する際に少しずつ同時に頼んでおり、今度はシリーズものも届く予定。やはり鳩村作品は内容的に肌に合うので読むのが楽しみです。既刊案内を見る分にはこちらもかなりおもしろそうだなという予感がしております。また、本作も続編がもうすぐ出版されるという事で1つ楽しみが増えました。絶対買わねばなりません。
主人公の國重周(めぐり・受)は映画のクレジットロールを見ると無条件に涙が出てしまうという変わった癖を持っています。映画そのものの出来の良さに関係なく流れてしまうその涙がきっかけで周は映画館で一人の男に映画の感想について質問されてしまう。この小さな出会いがきっかけとなり、周の新たな人生が幕を開けていきます。
周は依願退職にて職場を辞めたため新しい職を探しています。実は彼は旧財閥系の極東鉄道副社長の息子であるのですが、自分自身を見てくれない家族や一族のあり方を嫌い、自分の力だけで生きていこうと頑張っているという事情を持っています。学生時代にそんな彼を唯一慰めてくれたのが「映画館」という場所の存在だったためか、周は経験もなしで「エルシノア・フィルムズ」という名の洋画配給会社の中途採用募集に応募する。そして面接の日に顔をあわせた社長が映画館で周に声をかけた神尾(攻)です。
やはり予想していただけあって、洋画配給会社というものの業務内容等が詳細に書かれており、それだけでもとても興味深い一冊でした。こういった点に手を抜かず調べ上げ、そしてストーリーの中に反映させるという事が出来る方の存在は貴重ですね。恋愛だけで日々の生活を過ごせるはずも当然なく、むしろ24時間という時間の間では仕事をしている時間の方が社会人は長いわけです。だからこそ、仕事に関する部分を忘れずに書いて下さるとキャラそのものを理解する上でとても役立ちます。生活スタイルを知るという事が理解の第一歩でもあると思っていますので。
ただ、今回はこの事業に関するネタが多すぎて主人公である周の感情の移り変わりがスムーズじゃなかったような気もしています。この点が心残りでした。ちょっと唐突だよな・・・という気がしてしまった。確かにある日突然自分の気持ちを自覚するという事はあると思うんですけどね・・・きっと、その他の部分が濃いだけに差を感じてしまう結果になってしまったのかもしれません。逆に神尾サイドの感情は書き下ろしの作品で幾ばくかは知る事が出来たので良かったです。また、エルシノアで働く人々も個性があって結構おもしろい。会社という場所には色々な人間がいるものだという事を改めて実感してみたりしました。ちょっと存在の目立つ脇キャラもいますので楽しさが増します。こちらも続編では出張ってくれるようですし注目したい部分ですね。

![]() | 映画館で逢いましょう 鳩村 衣杏 山田 ユギ 二見書房 2003-11-27 売り上げランキング : 81,787 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools 他店情報 [bk1 | 楽天ブックス] |



ほもほも日記(05/06/18)

Lete raha(05/06/19)

★LOVELY TALES :BL読録(05/06/30)

kotonone::詞の音(05/07/04)

腐女子の萌え処(05/07/13)
>>魚住さん
こんばんは?お久しぶりデス。
長いこと魚住さんのサイトにも書き込みが出来ず、いつも見るばかりで申し訳ありません!(汗)
>鳩村先生の本はどれも面白い。
皆さんのおかげで私もかなり楽しい思いをしましたよ?。
今はちょっと読めていませんけど、他の鳩村作品も既に購入済みですので早く読める時間が欲しいです。
あ、その前に届いている映画館?の続編を先に読まねばならないですね(笑)
こんにちわ♪
ハッカさま>
ご無沙汰しておりました(汗)。
HPを製作中で、ブログも何もかもほぼ放置状態で・・・(爆)。
やっと少し余裕が出てきたのであっちこっちに出没中です・・・
待ちに待った「映画館で逢いましょう2」の発売で浮かれております。
ちゃんと「仕事をしている」リーマン(よくBLにありがちな「すごく仕事が出来る」と表現されている「だけ」で、具体的な事がちっとも分からないなんて事が微塵もなく)の恋愛です♪
リーマン物はこうでなくっちゃ!(笑)
TBさせていただきました。毎回ありがとうございますm(__)m
>>おほほさん
こんばんは。お久しぶりですね**
レスが遅くなってしまって本当にすみません!
おほほさんはブログだけでなくサイト作成までやってらっしゃるのですね?スゴイ!私なんぞは仕事だけでHTMLはおなかいっぱいであまり見たくもないのでブログオンリーですよ(笑)
>待ちに待った「映画館で逢いましょう2」の?
私も嬉しいです?前作がおもしろかったので。鳩村先生の作品にハマったのは実はまだまだ最近なのですが、思った以上におもしろくてあっという間に全作品買ってしまいましたよ。あはは。
私もおほほさんと同じく、ちゃんと仕事に関する描写があるという点が一番の魅力だと思っています。だからこそ恋愛部分がリアルと言うか、真に迫っている感じがするんですよねぇ。読んでいて本当におもしろいです。
>リーマン物はこうでなくっちゃ!(笑)
まさに!(笑)
こんにちは、ハッカさん。魚住です。
映画好きには堪らない仕事描写のこの本です。
やはり、お仕事のことが細かく書いてあると楽しいですよね♪
そしてそして神尾がかっこいいです。。
鳩村先生の本はどれも面白い。
またハッカさんの感想を楽しみにしていますね。
トラックバックさせていただきました。
ありがとう 魚住