松岡なつき&雪舟薫(徳間書店キャラ文庫)
去年の暮れにシリーズの感想を書くとか言っておきながら早半年・・・新刊が出るので今度こそと思い再読しました。とにかく、心から続編を待っているのはこの作品と言っても過言ではありません。何もかもが好みであり、読み進める間の高揚感はナンバーワンです。雪舟先生のイラストがとにかく素晴らしいのは皆さんおわかりでしょうが、特にこのシリーズは良い!雪舟先生はこの手のイラストは本当にお上手です。某ゲーム同人の頃には描かれる聖職者の姿にうっとりしたものでございました(笑)
もうBLというものを軽く飛び越えている作品である事には間違いありません。良くも悪くも、ですが。好きな方には堪らない魅力をはらんだ作品でしょうし、逆にBL的エロを求めたい方には絶対に向かなさそうですしね。私の場合は言うまでもなく前者です。概ね史実に基づいた内容なので歴史モノが苦手な方は読み取るのにちょっと苦労するかもしれません。登場人物も多く内容が内容なので人物相関図を地位・力関係共にしっかり把握しておかないと楽しみは激減してしまうでしょう。フィクションでありノンフィクションでもあるこの作品は、ストーリーそのものも十分に楽しめますが、その間に存在するBL要素が堪らないのです。ほとんどラブなシーンはありませんが、それが「いつ出てくるか」と楽しみに感じる部分が堪らないわけです。焦らされてるなぁと思います。
一言で言うならタイムスリップという形を取ったファンタジーです。主人公の海斗(カイト・受)は21世紀に生きる17歳の少年であり、周囲の環境に対し疑心暗鬼になっている人間です。そんな彼が親友である和哉と共に、かの有名なエリザベス女王時代の英国史中において最も有名と思われる無敵と謳われたスペイン艦隊撃破における海賊達の足跡を辿るために二人で旅に出た事が全ての始まりです。途中、親友との信頼関係におけるいざこざが起こる中、海斗は仲直りも出来ないまま時空のトンネルに引きずり込まれ和哉の目の前で忽然と姿を消してしまう。目を覚ました時に彼が居たのはまさに16世紀半ば、海賊達が無敵艦隊と戦う一年前という時だった。
現在でもまだ続いている本作品ですが、メインは海斗と彼を世話する事になった海賊のジェフリー(攻)です。ジェフリーもなかなか辛い幼少時代を送っていた青年なんですが、ひとつの場所にじっとしている事の出来ない性分を持つ遊び人というのが周囲の主な感想です。そんなジェフリーが仲間が保護してきた海斗に一目で惹かれるも、なかなかそういう展開までいかないところが更に楽しみを増やしてくれます。海斗も最初は生きるためにジェフリーと共にいる決意をしますが、少しずつ惹かれていくのは止められないといったところでしょうか。一巻となる本作では主に海賊と呼ばれる者達に関する事柄の紹介と、海斗が落ちてしまった時代の説明がメインです。そしてしつこいようですが、二人のちょっとした遣り取り(まるで子供の口喧嘩のよう)から今後への期待が膨らみます。ようは思いっきり私の萌えのツボにはまっているんですよね・・・全てが。このシリーズの感想を書くと趣味に走った感想ばかりになってしまいそうで怖いです(笑)
ちなみに、この作品を読んでいる方達は海斗のお相手という点でジェフリー派なのかナイジェル派なのか気になります。BLに限った事ではありませんが、一般向けではない作品において重要な脇キャラや当て馬キャラというものはどうも読者に気に入られやすいという傾向がありますよね・・・不思議な事に。読み手の人生経験の数にも比例するのかもしれませんが、例えば、子供が特撮番組やアニメを見てもほとんどが主人公やヒーローを支持するのですがこれが年齢を重ねてくると逆になっていくので興味深いです。私は思いっきりジェフリー派なんですが、ナイジェルももちろん大好きです。ただ、彼には悪いんですがやっぱり海斗の恋愛の相手としてのナイジェルはあまり心が惹かれないです。海斗・ジェフリーに対しては恋愛を超えた部分での想いを持ち続けて欲しいなぁと思っています。その立場がストーリーを大きく引き締めてくれるので。こんな事を言ったらそれこそナイジェルには残酷なんでしょうけどね。

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腐女子の漫画・小説・アニメのオタク感想文(05/06/25)

ほもほも日記(05/06/28)
ハッカさん、こんにちわ!
新刊が発売されるんですね!
知りませんでした(笑)
私もこの本はすごい好きなので、新刊を待ち望んでいました!!
既刊全部を読み終えた今では、ジェフリー派なんですが、ナイジェルが色々な意味で哀れだ…と思うと、最近はまたどっち派にしようかと思ってます(笑)
新刊が非常に楽しみですね(*^_^*)
>>秋月さん
こんばんは!
やっと出ますね、晴天シリーズ!!
もう・・・待ちに待ちすぎたと言うかなんと言うか(笑)
F&B新刊も合わせて今月のキャラは楽しみが多いです**
>海斗にはジェフリーがぴったり。でもナイジェルが好き
あ、それは私も同じなんです!
海斗のお相手という点ではジェフリー派なんです。
個人的好みは断然ナイジェルなんですが(笑)
彼の滲み出るような高潔さがとても好き〜。
>ついついあの彼にもこの彼にも…と入れ込んでしまいます
ああ・・・確かに・・・(笑)
ビセンテだけは苦手なんですけど、基本的にどのキャラも魅力的ですよねぇ。私はこの作品のエリザベスがすごく好きです。歴史知識として知っていたエリザベスとかなり違う印象ですが、それでも彼女がとても愛しく感じます。
>海斗の髪の毛の痛み具合はきれいに元に戻るんだろうか…
どうなるんでしょうねぇ・・・言っても蜂蜜ですからね。
しっとりするより先にベタつきそうです(笑)
海の上でなければ寝ている間に蟻等に襲われそうで、蟻が大嫌いな私は想像するだけでガタガタ震えそうな手入れ方で、むしろ心配が増えそうですよ!
>>さくらさん
こんばんは!
F&B新刊情報はさくらさんなら絶対に知っているとばかり思ってましたよ〜シリーズ全作品感想を書かれていらっしゃるので(笑)
もう明日です・・・楽しみすぎて仕事が手につきません!
私の中でジェフリーとナイジェルの位置って完全に固定化しちゃってますね。上の秋月さんへのレスにも書いたように、海斗にはジェフリー。これはもう譲れない。理由は自分でもハッキリ言えないんですが。はは。
ナイジェルはですね、きっと多くのBLファンの心を鷲掴んでいると思うので、彼にはむしろ心の拠り所としていて欲しいといった感じです・・・もちろん海斗のではなく、私達の(笑)
ハッカさま
8巻、発売されましたね。早速読みましたヨ。
私は7巻まで発売されたところで(購入はしてましたが)おもむろに一気読みして、みごとにはまりました。
私はナイジェル派なので、実はカイトがジェフリーのどこがそんなに好きなのかが未だに理解できていないのですが、まぁ、好きになるのは理屈じゃないもんなぁと、妙に悟った気分でいます。
実は私はそろそろこの話の風呂敷をまとめて欲しいなぁとおもってしまっていたので(早くエンドマークが見たいのです)、7巻終わりからの展開に関しては呆然。しばらくは続きそうですね。
8巻でようやく日の目を見たビンセントとの今後は、今まで以上にはらはらさせてくれそうですね。
>>千鳥屋本舗さま(?)
お名前はサイト名でよろしいのでしょうか?
フェリックスさんが正しいのでしょうか。
間違っていたらすみません!
ビセンテのお名前は時々間違われている方を見ます(笑)
やはり言いにくいのでしょうかねぇ。もしくは某自分探しのRPGをプレイした方は間違えやすいのでしょうか。ははは。
>ジェフリーのどこがそんなに好きなのかが未だに〜
そうなのですか〜。
私はですね、海斗がジェフリーの方に惹かれてしまっている心情はなんとなくわかっている気がします。どちらが男として、人間として優れているかという問題じゃないんですよね、多分。どちらも同等の良さがあり、その中で海斗という人間の好みだったり性質だったりに合致したのがジェフリーの方だったという感じでしょうか。
>そろそろこの話の風呂敷をまとめて欲しい〜
私は全くの逆です(笑)
とてもじゃないけど、まだ早い!と思ってしまってます〜。
少なくとも、海斗の落ちた時代を考えると設定的にこのまま終わるとただのトリップファンタジーで終わってしまいそうで・・・海斗がこの時代に落ちた理由が明確になるには、最低でもスペイン艦隊撃破までは続かないと作品の質が一気に落ちてしまう気がするんですよね。7巻ラストの展開も避けては通れない・・・と言うか、あって然るべき流れでしょうし、まだまだ首を長くして先を待つつもりでいます(笑)
ハッカさま、初めまして。
千菊丸といいます。
「F&B」、ますます面白い展開になってますね。
ビセンテの恋心、読んでいて笑いそうになりました。
ジェフリーと海斗、結ばれるのはいつでしょう?
7巻で寸止めで、あんな展開で・・ジェフリー、早く海斗を助けてあげて!と思ってます。
ビセンテと海斗がくっつくのは見たくないです。
ちなみに私が好きなキャラはナイジェルとビセンテです。
でも海斗にはジェフリーが似合うので・・。
ハッカさん、こんばんは。
新刊、楽しみですね! 確認したらキャラ文庫のなかでこの本だけ28日発売となってました。ああちょっと焦らされています(笑)
私はジェフリーよりもナイジェル派なんですが、ナイジェルが海斗の恋の相手には向かないというところは賛成です。海斗にはジェフリーがぴったり。でもナイジェルが好き、という萌え方をしています。こういうのもありですよね。
もちろんジェフリーのことも大好きです。松岡先生はキャラクタをいつもとても魅力的に書かれるので、ついついあの彼にもこの彼にも…と入れ込んでしまいます。
私の目下の心配は、海斗の髪の毛の痛み具合はきれいに元に戻るんだろうか…ということです。ストーリーには関係ありませんね(笑)
ではでは、発売を楽しみに待ちましょう!
晴天の新刊も、待ち望んでましたしね!